2003年 エコカーフェスタ in 舞州
 

 

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Topics
 クラス優勝(総合3位)
・寒かったーーー!
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製作過程
 
 
  03鈴鹿に向けた新型車両設計のため、採寸や各種都合で年末には車体をばらしてしまっていた。そこへ舞州開催の通知。
再度組みなおし。えらいこっちゃ。
 
まあ、特に改良点も考えてないので、積算電流計だけ交換です。
鈴鹿でつぶれるツシマの積算計に嫌気が差し、浪越のものに交換。
浪越のオジサンに無理を言って、即納してもらいました。これがなかなか高機能で素晴らしい。浪越さん、ありがとうございました。

(注)
後日の調査により、ツシマの積算計が壊れる理由が判明。ツシマのモノが悪いわけではありませんでした。
外部電源含む電源系と測定系入力が絶縁されていないらしい!!!
それを知らずに、回路設計をしたため、電源系に高電圧が印加され、ICが破損した模様。まいったまいった。
 
 
また、バッテリーがレギュレーションで制御弁式に限定されている。今年の鈴鹿も制御弁式だし、ちょうど良いのでバッテリーの実地テストを兼ねることにしました。
そう、レースが始まる前から、バッテリーを2セット使い切る作戦なのだ。汚い作戦の気もするが、まあ鈴鹿のために致し方なし!!!
 
バッテリーの選定は、いろいろ悩むものの、古河のFT-LB20に決定。(スカイライン用です)
FPXとか、UPS(無停電電源)用が定番なのだろうけど、大電流放電を意識して、わざとFT-LBを選定しました。バッテリーがへばったときに、大電流対応じゃないと、登坂や回生時に心配ですからね。

本当はホーカーのサイクロンが欲しいけど、高過ぎですよ。本当に。
2万円/個が1セット16個=計32万ですよ!!!2セット買ったら64万円です。さすがに買えないです。
FT-LB20だって、8000円/個x1セット9個x2セット=14.4万だって大変なのに‥‥
 
心配の種は、バッテリーの積載個数が8個から9個へ増えたこと。
電圧は大丈夫だろうか?
テストしてないし、心配だ。

 
 
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参戦記
 
 
 さてさて当日、簡単な車検を終了後、即、本選。
出来ればフリー走行でデーター取りしたかったけど、スケジュールの時間を見れば仕方ないですね。
 
10:00薄曇の中、本選スタート!!!
 
いきなり問題発生。
発進できません。
他の車が発進するなか、ただスターティンググリッドに1台残ってます。
オフィシャルによりピットに戻されました。
全く動きません。

予想どうり、電圧が高すぎてユニークのコントローラー保護機構により、駆動不能な模様。
バッテリー満タン状態で、ソーラーパネルから充電されるため電圧が上がりすぎます。
曇りでもバリバリ発電する、アモルファスの利点がアダになりました。
 
とりあえず、ソーラーパネルのブレーカーをOFFしてスタートします。
これなら駆動可能です。
うーーん、ソーラーカーなのに太陽電池で充電できない状態で走るだなんて‥‥‥
 
走り出すものの、すぐに次の問題発生。
回生ブレーキが全く効かない模様。
効いても、途中から急に効かなくなるらしい。
しかたないので、ノーブレーキで無理に曲がってみたり、油圧ブレーキを使わなくてはいけない。
電気がもったいない。
 
原因は、やはりバッテリーの電圧が高いために、コントローラーの保護回路が働くためと想定される。
回生ブレーキにて、充電されて電圧が高くなると、コントロールしなくなる模様。
 
困ったものです。

 
その状態で、そこそこ走るもいつまでも電圧が下がらない。
ドライバーからの積算計の値を伝えてもらい計算すると、バッテリーが全く減っていない。
何かおかしいなと思いながら、そのまま走る。
 
いつまで経っても、積算電流計ではバッテリーが減らない。
だいぶ回生も効くようになり、電圧が下がっていると予想されるのだが、計算上ほとんど減ってない。
 
当初、1日目でバッテリー1セット、2日目で2セットめを使い切る予定だったが、全然減らない。
このため、バッテリーを1セットで勝負する作戦に変更。
1日目を終了して、確認すると半分ぐらい残っている模様。
「素晴らしい!!!」と感心しつつも、念のため積算計の設定値を確認した。
そして、重大なミスを発見。
使用電流値の設定を「99」とすることを、「44」としていた。超凡ミス。
このため、実際の使用量の半分ぐらいしか表示されていなかったのだ!!!!
 
実際のバッテリーは、あと少ししか残ってなかったのです。
再計算をしなおして作戦の練りなおし。
やっぱり当初のバッテリーは2セット使い切る作戦に戻します。
2日目は、1セットめのバッテリーを使い切るため、はじめからぶっ飛ばし周回を稼ぐ。
そして、2時間後にバッテリーが無くなり、交換のためピットイン。
 
ピットインの際、バッテリー交換に加えて、雨足が強くなるのを考慮して雨対策。
そのとき堺市立の先生が来て「そんなに一生懸命になっちゃだめだよ」と言っておられた。
僕らのバッテリー交換作戦にびびったのかしら?
 
その後、雨足は強くなるものの、レースが中断するほどの大雨にはならなかったが、著しく寒い。
それに、トイレも遠い。非常につらい。
トイレまでは自転車が必須。他に誰かがトイレに行ってる間は我慢しなくちゃいけない。うう、漏れそう。稲舘氏提供の折りたたみ自転車大活躍です。
特にピットが寒いのです。ドライバーは屋根付きだし、実は結構快適でした。
 レースの後半も、バッテリーの使いきるようにペースを見ながら、出来るだけ飛ばしてラップを稼ぐ。
ぶんぶん飛ばす。バッテリーを交換していない、堺市立にくわえ、上位クラスの芦屋も、ぐいぐい抜き去る。
鈴鹿では絶対にありえないシチュエーションに、ドライバーは狂喜乱舞しまくりです。
 
最終ドライバーは藤田さんに交代して、チェッカーを受ける予定。
レース終了間際は、バッテリーを使い切るために、全開走行をつづけ、ぶち抜きまくり。
 
 
長かった12時間耐久も、大きなトラブルもなく無事ゴールを迎えることができた。
結局、2日目の周回数は、総合でもトップだった。(バッテリーを交換しているから当たり前ですが)
 
2日間合計結果は、480W以下社会人クラスで優勝。
総合でも芦屋、堺市立についで3位と素晴らしい成績を残せました。
 
 
バッテリーをぼほ2セット使い果たし、データーも取れたし、完璧です。
しかしそれでも、バッテリー交換しなかった、堺市立には全然歯が立たないのです。
やはり堺市立の強さに、脱帽です。
いったい何がそんなに違うというのか?
(答えは、メンバーの能力とやる気でしょうけど‥‥) 
表彰の前に、車を積んで半分のメンバーは帰路に付いた。
残ったメンバーは、表彰まで寒い中を、ひたすら我慢。
 
表彰は日も暮れて寒かったですが、レースクイーンが盛り上げてくれて、非常に目の保養になりました。
 
寒い中、みなさまお疲れ様でした。

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