2010年 鈴鹿 DreamCup
 

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チャレンジクラス4位 84LAPでした。

ZDPのひえひえグランプリでは、3位を頂きました。
                 

 
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★製作日記★
 

2010/5/22 近藤監督が・・・

久しぶりに長浜に行きました。

なんか近藤監督が、怪しい笑みを浮かべています。
すっごい秘策を投入したのか、はたまたは、人格が壊れちゃったのか???




正解は、人格崩壊です。
ミツバのモーターコントローラーを壊してしまいました。

今年は、ドライバーの要望で、アクセル開度を、マルチモニターに表示させるようにしてもらいました。
バカボンズのアクセルボリュームは、目視できない所に付いているので、
制御の目標値がわからないんです。これの対策です。

で、試運転。
モーターが、順調に回り始めました。
アクセル開度も、キチンと表示されています。いい感じです。
急に『パチっ』と音とともに、『ガチっ』とモーターが急停止。
危険を感じ、すぐに電源OFF

原因が良くわからないので、もう一度、電源ON。
すぐに、『パンッ、パンッ』と、2連発の破裂音。

過去2回、嗅いだことのある、『つらい思い出の臭い』がします。
間違いなく、モーターコントローラーの、FETとコンデンサが飛んでいます・・・・・・
(ToT)

近藤監督が不敵な笑みです。奇声をあげて笑っています。
人格も壊れてしまったようです。


 

2010年6月 コントローラー修理 

ミツバさんに、コントローラーの修理を出します。
けど、試走会までには、修理は終わらないとのこと。

バカボンズのモーターは2003年の初期モデルのため、パーツの在庫がなく、また、パーツ入手が困難らしいです。

試走会でテスト走行ができないと、悩んでいたら、なんと!!!
ミツバさんより、コントローラー修理の間、代替器をの貸して頂けると、すばらしい提案を頂きました。
大変助かりました。
本当にありがとうございました。

もう、僕はミツバさんに足を向けて寝れません。


 

2010/6/28 試走会

ひさしびりに試走会に来ました。走らせに!!!
天気もいいし、テスト日和です。

近藤監督も、やる気マンマンです。
ちょっと脱線ですが、ワタクシ、パドックレストランのガーリックシュリンプがお気に入りです。

 


早速乗ってみます。
いやー、ドキドキです。
なかなか上手く走れません。
ぶつけ本番でこれだと、殺されてしまいます。。

やはり、試走会でコースに慣れるのは重要ですね。

テスト走行の目的としていた項目のデータも取得でき、
近藤監督も、一部満足。
ただ、一部データに不満足のようです。

 

(満足な点)
PWM制御をテストできたこと。
バカボンズは、基本的に電流制御で乗っています。普通の車と同じ感覚で運転できるから。

でも、他のチームはどうなんだろう?
他のチームの後ろに付いて走ると、一定の速度で走っています。
本当に一定です。
バカボンズみたいに、速度がバラツキません。
(原因は、ドライバーの技量が、最も可能性が高いのだが、私はハードに責任転嫁しようとしています・・・・)

速度が落ちると、再度速度を乗せるのに無駄に電気を食ってしまいます。
また、効率の良い回転域でモーターを回したほうが、電気を食いません。

これは、もしかして、他のチームは、PWM制御で乗っているんじゃないのか?
という疑問があったため、テストしてみました。
(あくまでも、ドライバーの技量の差だと言うことを、認めない私・・・・)

結果、
電流制御より、ちょっとだけ、電気を食うかな?という感じでした。(進角調整などしていませんが・・・・)
ただ、運転が、チョー楽。ドライバーに優しいです。
余裕がある分、他のこと(周りの車の動きなど)に、気を使えます。

運転に余裕がない、学生さんチームとか、良いのではないでしょうか?
コースの場所に合わせ、1コーナーのボリュームはココ、デグナーはココ、シケインはココ、
と、スピードを落とさなければいけない箇所だけ、
ボリューム設定を変えるだけで、楽チンドライブです。


(不満足な点)
電流制御で乗っても、2008年より、電力データが悪い。
しかも、スピード乗らない。遅い。

原因は何でしょうね???

 

    

2010/6/28 2011年の大会説明会

試走会の途中、2011年の大会に向けた説明会が実施されました。
詳細は、鈴鹿ドリームカップのHPに掲載されています。
http://www.suzukacircuit.jp/motorsports_s/solarcar/2011index.html

なんでも、2011年の大会をどうするべきか?
という問題に対し、鈴鹿サーキットの北山さん他、パンダサンの細川さん、サンレイクさん、ウチのボスで
新宿だか池袋で、打ち合わせというか、飲み会を開いたそうです。

 

いろいろな難しい状況ですが、開催していただけることに感謝です。
関係者のみなさまに、感謝です。
なにか協力できることがあれば、なんでもやります。


 

●2010/7月上旬 試走会データまとめ 

試走会のデータを、まとめていて気が付いた。

藤田@エースドライバーは、シケインを、65km/hで曲がっている。速い。
僕は、60km/hちょっと。
藤田さんほどではないが、早い部類に入るだろう。
車体のワイドボディー&ワイドトレッドが効いているようだ。

しかーーーーし。
2コーナーの脱出速度が、60km/hと、ヒジョーに遅い。
なぜかと思ったら、メインストレートエンドの速度(=最高速度)が、70km/h程度。
これでは、遅すぎる。


それを聞いた、細川さんのコメント
『シケインを65km/hで曲がれる車が、2コーナーが60km/hじゃ、もったいないよ〜〜
 そんなに速度が落ちちゃ、上り坂でエネルギー食っちゃうよ。
 旧パンダサン号や、ダブラジ(アステカ)号は、90km/hオーバーだよ〜』とのこと。

ごもっともなご意見です。
言われてから気が付きました。乗っているときに気が付きませんでした・・・・・
反省です。


 

2010/7/10 構内テスト走行 

今日は、細川さんが、ハッパをかけに登場です。
いやーさすがに細かいことまで気が付くなー。さすがだ。

今日のメインイベントです。

会社の構内で、テスト走行をしてみます。

車体各部に、ビニール紐を細くしたものを、取り付けて走ります。
空力の悪いところ、良いところが、はっきりわかります。
悪いところが、ピロピロしています。

大会直前に実施するテストじゃないんですけどね・・・・
一応やってみたかったので、やってみました。
去年の大会後にやればよかった。

キャノピーって、あの形で、すごくよく風が流れるんですね。
流体って不思議だ。

 

 

2010/7/10 コントローラーが・・・・・再び・・・・・

ちょっとした事件が発生しました。
いや、ちょっとではありません。
かなりな、大事件です。

パンダサンの、コントローラー&モーターを借りて、付けてみました。
回しました。
『パンッ、パンっ、パンッ』と、悲しい音が響きます。
悲しい匂いも漂います・・・・・

再び、やってしまいました。壊してしまいました。
しかも、借り物です。やっべー。
パンダサンが走る、コントローラーがありません。

ヒジョーに、まずい状態です。
2チームとも、走れない可能性があります。
どうしよう?????

とりあえず、修理に出しますが、レース当日に間に合うわけがありません。
どうしよう????


 


原因は、僕らには判りませんでしたがが、細川さんの見解では、

『アクセル開度を表示させるために、
 アクセルボリュームから、コンピューター(シーケンサー)に、電圧を取り込んでいる。
 A/Dコンバーターは、絶縁仕様だが、シーケンサーの電源の回りこみで
 モーターコントローラー側の、制御素子を、絶縁破壊したのではないか?

 最近の制御系は、CMOSなどを使用していたりして、耐圧が低いケースが多い。
 テスターの電圧でも壊れるケースがある。

 ミツバさんも、同じようなケースで、コントローラーを壊してるユーザーが多い、と言っている。
 どうやら、最近のモデルでは、対策が打たれているらしい。

 電源系統は良く考えないとダメ。
 特に、今回は、2系統の電源(駆動用バッテリーと、コンピューター用の制御系統バッテリー)を使用しており
 このような場合は、電圧がフローティングとなり、何ボルト印加されるかわからないので、よく考えないとダメ』
とのこと。

バカボンズ(2003年式)と、パンダサン(2004年式だけど中身は2003年???)のモーターコントローラーは、
これらの対策がされる前のタイプなのかもしれません。

車体側の電気回路が同じでも、ミツバさんから借りている代替機(2004年以降のモデル)では、壊れませんでした。
対策品かも???試走会を、問題なく走ってましたし。


 

●2010/7/10 モーターテスト 

ミツバモーターの7年目にして、初めての発見です。

試走会で、スピードが伸び無いなぁと、悩んでいたのですが、
一発解決しました!!!

モーターのベンチテストをしていて、発見しました。
エコモード、0A(無負荷回転)では、速度が70km/h程度だったのもが、
パワーモードにして、かつ、電流を少し入れると(1A程度)、速度がシュイィィィーーーンと伸びます。20%程度アップします。

『なんなんだ、これは???』
と、思っていたのですが、これが自動進角ってやつですね。

7年間、気が付かなかったーーーーー。
最高速が伸びるときと、伸びないときの、違いがある原因がわかりました。
他のチームは、こんなの知ってて当然なんだろうなあ・・・・・しみじみ。


 

●2010/7下旬 

壊したモーターコントローラー(1個目:バカボンズコントローラー:2003年モデル)の、修理が上がってきました。
ミツバさんのおかげで、1台は出走できそうです。
ありがとうございます。

とりあえず、このコントローラーは、パンダサンに渡します。
『モーターと、コントローラーの、年式による組み合わせ制限は無い』らしいと聞いていますが、
2つも壊した僕らは、超ビビリ状態です。
超安全策として、
バカボンズコントローラーと、バカボンズモーターのセットで、パンダサンにお渡しします。


しかも、なななんと、ミツバさんより、さらなるご好意の連絡を頂きました。
借りていたコントローラー(2004年以降モデル)を、そのまま、大会当日も貸していただけるとのこと。
感謝感激、雨あられです。

ミツバさん、本当にありがとうございます。


で、パンダサンのモーター(2004年モデル)と、借りているコントローラー(2004年以降モデル)を、バカボンズ車に取り付けます。
何とか走れます。

この組み合わせだと、
パンダサンには、早すぎるモーターで、
バカボンズには、遅すぎるモーターで、
両チームに、悪い方向になってしまいました。
しかし、借り物を、パンダサンに又貸しする訳にもいかず、苦渋の選択です。

しかし、出走できることに感謝です。
本当に感謝です。


 

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★レース模様★
 

2010/7/29 搬入 

今年は、関東組が2名です。
お昼に厚木でボスと待ち合わせして出発です。
道中、すごい雨です。どうなることやら。


途中の富士川SAで、ORSさんに会いました。
道中、四日市ジャンクションで抜かれてしまいました・・・・


渋滞がひどく、到着が18:00ごろでした。
パンダサンがすでに到着しています。荷降ろし済みです。
今年もまたまた、積み下ろしを手伝えませんでした。すみません・・・・

バカボンズは、18:00過ぎに長浜を出発したと、連絡がありました。
これなら、関東組2名が長浜によって、荷物積んじゃえばよかった。
だいぶ待つなぁ。
その間、パンダサンのピットで暇つぶしです。

細川さんが使っていますが、直流安定化電源は、いろいろ使えて良いです。
充電や、モーターテストができます。
バカボンズも持っていたのですが、壊しちゃって・・・・
安く中古で欲しいけど、150V仕様はなかなか出回ってなくって。

  


結局、バカボンズ車は、21:00ごろ到着です。
さすがにこれから飲みに行くのはしんどいので、コンビニ弁当で済ませます。 


 

●2010/7/30 車検 

今年も、7:00から車を並べました。
天気が心配でしたが、暑すぎることもなく、なんとか我慢できるレベルでした。

ただ、ドライバーチェックに並ぶのを、すっかり忘れていました。
車の順番が近づくのに、ドライバーチェックが終っていない・・・・・


今年も、バラスト無しでOKです。
いやいや勘違いしないでくださいね、バラストの積み下ろしに時間がかかるので、
バラスト要らずの様に、体重をコントロールしてるんですよ。
本当ですよ。ホントに。マジで。数ヶ月前から。
藤田さん71kg。、ワタクシ72kgでした。

なんとか、車の順番が来る前に、前にドライバーチェックが終わりました。ほっと安心。
今年の車検ドライバーは、藤田エースドライバーにお願いしました。
ブレーキも、脱出も、一発でOKです。さすがだー。

おかげさまで、トラブルも無く、10:30に終了です。やった。

  

車検で気になった車です。

1台目は、NuonさんのNuna号。後姿が尖ってます。シャープすぎます。かっこよすぎです。
デザインのモチーフは、ハワイアン風なのかと思いきや、オランダ名産のタイルの柄だということらしいです。
とっても、おしゃれだー。


2台目は、HATレーシング。大胆な方向転換です。
なんか暑そうです。
これで、いつものように、ポールポジションを取ってくれないかな???
 ⇒ENJO2クラスで、予選トップを取ったそうです。お約束を守りました。さすがです。

  


  

2010/7/30 車検後まったり 

とりあえず、お昼ご飯ですね。
パドックレストランで、食べます。ここ、結構おいしいです。

宮川チーフが、懐かしいTシャツを着ています。
湖国ソーラーカーフェスタ。懐かしすぎです。
この大会、近くて、長く走れて、楽しかったんですよね。大好きな大会でした。

明日に向けて、タイヤの用意です。
バイク用のパンク防止剤を入れていたので、外したタイヤが『デロデロ』です。

寺村さんが、やる気の作業です。タイヤのヒゲを、切り取っています。
今年もやる気満々です。

   


で。今年の目玉ポイントの紹介です。
タイヤの銘柄を替えました。ダンロップです。
従来は、ブリジストンを使用していました。安心の耐久性とコーナーグリップです。
ダンロップは、パンクしやすいという噂ですが、ダンロップを使ったときの成績が良かったので、使ってみます。
吉と出るか、凶と出るか???




パンダサンチームは、消火器の有効期限切れで、車検が通らないとのこと。
急いで買いに行っています。
車体はレギュレーションに合わせ、キッチリしているのにねえ。


しかし、なんか、今年は、事件が少ないなーと思っていたら、
パンダサンチームも、アステカさんも、サウザントさんも、違うピットでした。

パンダサンが、タイヤの組み換えなど、何かにつけてやってきます。
食事もバカボンズピットで食べています。
パンダサンチームは、椅子もテーブルも無いから・・・・



気が付けば、キョンシーチームもいます。
やっぱり、仲良しチームが近くにいないと寂しいなあ。
来年は忘れず、同じピットにしましょうね。


早々に引き上げて、今夜は乾杯です。
いつもの『得衛兵』ではなく、駅前の『離れ屋』という居酒屋さんです。
思いのほか、美味しかったです。値段は普通ぐらい。


やっぱ、『得衛兵』は安くて美味しいなあー。
ただ、駅前店がなくなってしまったので、行くのが大変なんですよね。
帰り道にも、魅力的なお店が並んでいます。
おねーさんのお店です。お店の前を素通りして、まっすぐ帰る自信がありません・・・・・


 

2010/7/31 フリー走行・予選 

フリー走行は、藤田@エースドライバーがテストです。
とりあえず、データ取りのため、速度を振って走ってみます。
ドライバー的にも、近藤監督的にも、ちょっと腑に落ちないようです。

予選は、ワタクシ@鈍亀ドライバーが乗ってみます。
確かに、腑に落ちない。スピードの乗りが悪い。

パワーモード+電流1Aで、メインストレートを下ってみます。
確かに、試走会のときより、スピードが上がっています。ストレートエンドで90km/h出ています。
が、スピードの乗りがイマイチです。

このまま、1コーナーに突っ込んでみます。
まっ、曲がれる!!!!思ったより、車体の出来が良いみたいですね。
2コーナーの脱出速度が、70km/hです。

次の周回。
先ほどは、ビビッて、微妙にアクセルを戻してしまった(微妙に回生を効かせてしまった)。
今度は、アクセルそのまま=回生をかけずに回ってみよう。
のあぁぁぁぁぁぁ。はっ速い!!!!
脱出速度は75km/h以上です。

ただし、無理やり曲がっている感じす。タイヤを削っているような気がします。
しかも、1回失敗してしまい、縁石に乗り上げてしまいました。
全ラップで、この走り方をしたら、ダンロップタイヤでは、4時間持ちそうに無い感じがします。


ピットから、『5分を切って、4分台を叩き出せ』と指示が来ました。
5分オーバーでは、決勝スタート時に、遅い車に巻き込まれてしまうと判断したようです。
(私のスタートが、いつも遅いから・・・・)


なんだかんだで走っていたら、シケイン手前で、4輪車(サレジオさんか、金沢工大さん)に抜かれました。
『バカボンズより、シケインに自信があるか、やるなー4輪車』と、思っていたら、
シケイン出口のコース真ん中で、真横を向いています。
『そんな馬鹿な・・・』です。

ギリギリ脇を、すり抜けようかとも思いましたが、完全停止していません。接触される可能性があります。
仕方なく、外側のランオフエリアに出て回避します。
が、バカボンズも60km/h以上で、シケインに突っ込んでいます。
ただではすみません。
ハーフスピン状態に陥っています。

D1グランプリ状態で、なんとか体勢を整え、コース復帰。
車を壊さずに済みました。
危うく、予選で大破、決勝出場不能になるところでした。


曲がれる、車のスペックと、ドライバーの腕が無いなら、無理な追い越し&無理な突っ込みは、やめて欲しいなあ。
他の車に迷惑だし。危険です。


     

2010/7/31 ヒート1(その1) 

スタートドライバーは、ワタクシ伊澤@鈍亀ドライバーです。

今年の宿題は、
 ・スタートで出遅れないこと。
 ・チャレンジ上位3チームに、離されず付いていくこと
です。
毎年、スタートで出遅れ、トップ集団から大きく遅れてしまっています。

スターティンググリッドは、17番?(詳細忘れました)アウト側ポジションです。
目の前が、ORSさん、
右前が、アステカさん(タブラジ:ドライバーは小澤さん)です。
後方にも、飛び出してきそうなのが、何台かいます。
コース中央からの突破は、接触のリスクが高そうです。

ということで、いつもロケットスタートのORSさんに、ピッタリついていく作戦にします。

緊張のスタートシグナルグリーン。
私には、珍しく、グイグイっと加速します、ORSさんに着いて行くために!!!
と思ったら、ORSさんが、ロケットスタートしません!!!追突しそうです。

中央には行けないので、左から抜きに掛かります。
ギリギリ車体1台分の、スペースがあります。
ORSさんのドライバーを信頼して、車を捻じ込みます。
大外ポジションになってしまったため、内側の車と並走すると危険です。1コーナー、2コーナーでも抜いてしまいます。

気が付けば、デグナーまでに、ある程度遅い車は処理してしまい、ここ数年に無かった良いスタートが切れました。
目標の、『チャレンジ上位に離されない』も実現できましたし。
(電気はだいぶ使っちゃったけど・・・・)


ヒート1の作戦は、『チャレンジ上位3位に、ついていく』です。
今年は、近藤監督が強気です。

近藤監督いわく、
『上位3位以外は、意味が無いんです。それ以下は同じなんです。
 であれば、何がなんでも、ヒート1は、上位3チームと、1LAP差以内にしなければならないのです!!!
 それで、止まったら、それまでです。
 賞金が貰えなかったら、コントローラーを修理するお金が、無いんです!!!!!』

コントローラー2個も修理しなくちゃいけないから、お金がいるのよね〜
結果よりも、賞金が優先ということです。
バカボンズには珍しく、本気で賞金狙いです。結果は二の次です。


ということで、電力は無視して、ラップタイムのみで走ります。
事前に、近藤監督自ら、コンピューターの、最適LAP指示機能をOFFにしています。
(残電力、発電量、ラップ、消費電力から、最適値を算出し、ドライバーに目標LAPを表示する機能)
無茶苦茶本気で、賞金狙いです。

5'30"前後。
はやいLAPが続きます。
走り方を変えても、5'30"になってしまいます。晴れて電圧が高いのか?まあいいか。

他のチームの姿が、全く見えません。
本当に、他のチームとほぼ同じLAPで、走っているようです。

ちょっと遅めの指示が来て、5'40〜5'50で回ります。
他のチームも、ちょっと落としたのか???

2時間ちょい前に、ドライバー交代です。
ちょっと、バッテリーを使いすぎのような気がしますが、まあいいや。


     

2010/7/31 ヒート1(その2) 

車を降りて、水分補給をして、一息つきました。
周りの状況が、だいぶ掴めてきました。

バカボンズは、中盤に来て、5〜6位のようです。
チャレンジクラスの第一集団は、
MAX SPEEDさん、堺市立さん、柏会さんの、3チームが競り合っています。
気持ち少し遅れて、第2集団が、
紀北さん、バカボンズ、SUN LAKEさんです。

LAPタイムも、ほぼ同じです。ポジショニングの違いだけですね。
どうりで、走行中に全く見かけることが無かった訳です。


2時間半経過ごろ、堺市立さんがピットに帰ってきます。
ドライバー交代は、既に終わっているはず。
パンクか!!!
ドライバー交代をすることなく、タイヤ交換もせず、各車輪のチェックだけをして、ロケットスタートで戦線復帰です。
作業が早い!!!

パンクの可能性を、何で察知したのでしょうか???
フィーリングなのか?消費電力からなのか?
さすがソーラーカー界屈指の優秀ドライバー大田健太郎氏は違います。違いがわかるんですね!
たぶん、僕は、タイヤがホイールから外れるまで、察知できません。確実に・・・

←堺市立さん  ←柏会さん


続いて、柏会さんもピットインしてきます。
こちらは、ドライバー交代&タイヤチェックです。
ベテラン菊本ドライバーから、福北さんにチェンジです。

今年は関ドライバーが、レースに来れないとのことで、福北さんが乗ります。
やはり、ドライバーの影響は大きいらしく、菊本ドライバーが長く乗る作戦のようです。
柏会さんの不安要素は、ソーラーカー界屈指の優秀ドライバー 関氏がいないことみたいです。

バカボンズの付け入る隙が、ありそうな気がします。
気がするだけです。根拠はありません。


  

2010/7/31 ヒート1(ORSさん横転) 

ヒート1のスタート後、2時間15分経過ごろ、事件が発生。

かなり大きな衝撃音が走ったらしい。
2コーナーで、青い車体が、完全に裏向きになっている!!!
ドライバーは無事なのだろうか?

どうやら、ORSさん(ENJOY2クラス)らしい。
突風も吹いていないし、車体の作りも丈夫だし、ドライバーも優秀だ。
ひっくり返る要素が無い。なぜだ???

近くに、サレジオさんの車が止まっている。これと接触したのか???
それにしても、接触で横転は無いだろう。原因がわからない。


車体がオフィシャルの手により、表向きに戻され、ドライバーも無事のようです。
なんとか走って、ピットまで帰ってきました。
ドライバーも怪我は無いようです。

車体の損傷は、キャノピーの窓が完全に吹き飛んでおり、キャノピー天井も擦れている。
カウルの端部も擦れた跡がある。
その他、特に目立った外傷は無い。

カウルを外すと、フロントアームが曲がっています。
ピロボールが、ひん曲がっています。
しかし、これが原因で横転はしないだろう。横転した際に、曲がった可能性の方が濃厚だ。

横転の理由は、ドライバー自身もわからないようです。
ただ、横転を察知して、フレーム内に体を引っ込め、防御姿勢に入ったそうです。
タフな車と、タフなドライバーです。さすがです。

  


山本監督の冷静な指示の元、復旧作業が早々に開始されました。
アームが曲がっており、ベストな状態で走れない。しかも、優勝戦線から確実に脱落しています。
しかし、リタイヤはしない方針だ。
さすがだ!!!!

復旧作業を行っている最中、サレジオの先生が、生徒を連れて、ORSさんのピットにやって来ました。
どうやら、サレジオさんがORSさんに、接触したらしい。
ORSさんは、自分たちのせいで横転したと判断しており、他車との接触(他人のせい)せいとは、思っていません。
復旧作業に専念しており、サレジオさんの相手をしている暇は無さそうです。

約40分の修復の末、なんとかコース復帰を果たしました。
周囲のピットから、惜しみない拍手が沸き起こっています。


あとあと、サレジオさんの車をみると、
左前方のソーラーパネルに、斜め方向に、キズが入っています。
かなり大きくキズが付いています。
車体の中央ぐらいまでキズが入っています。

 

どうやら、2コーナーを最大Gで曲がっていた、ORSさんの右後ろに、
サレジオさんの左前方を、ぶつけたようです。

いや、ぶつけたと言うのは正しくないでしょう。
正しくは、
 ・サレジオさんは、身の程しらずで、2コーナーをオーバースピードで進入し、曲がりきれなかった。
 ・その滑っていった先に、ORSさんがいた。
 ・サレジオさんの左前(低い)が、ORSさんの右後ろ(高い)に、潜り込んだ。
 ・サレジオさんのオーバースピードの勢いのまま、ORSさんに突っ込んだ。
 ・その勢いで、ORSさんは、右後ろを下から持ち上げられた。
 ・完全に逆立ち状態になった。
 ・そのまま仰向け状態に、横転。前転???

最悪です。
これは、レースアクシデントとは言えません。
ソーラーカーは、ヘタレなガキの遊びじゃないんです。

ORSさんの優秀なドライバーだから、怪我が無かったものの、僕なら怪我をしています。
ロールバーが有るとはいえ、下手したら、首の骨折っています。


 

2010/7/31 ヒート1(その3) 

その後も、ちゃくちゃくとレースは進行します。
ヒート1だから、途中で止まってしまう恐れも無く、淡々とレースが進行します。
残り周回数も見えてきており、無駄がないように、LAPを6'00まで落とします。
ちょっと、ダレダレ気味です。

 

すると、SUN LAKEさんが、ピットに帰ってきました。
左前をバーストしています。
早急にタイヤ交換を行っています。

SUN LAKEさんは毎年、パンクというか、バーストに悩まされていますねー。
これで、拮抗しているチャレンジクラスでは、一気に厳しくなってきました。

僕のために、毎年、身を張ってネタを提供してくれているのでしょうか?
ホームページ的にも、レース順位的にも、ありがたいことです。
来年もよろしくお願いします。

 


そのまま、ヒート1終了かと思いきや、バカボンズが、やりました。
最終ラップで、紀北さんを抜いて帰ってきました。

記録的にも、明日のレース展開的にも、何の意味も無いのですが、抜いちゃったみたいです。
電気使っただけ、損なのですが・・・・・・
ピットからの指示が、正しくなかったのですね。
ドライバーは状況がわからなければ、抜ける状況だったら、抜いちゃいますからね。

結局、ヒート1のチャレンジクラスの結果は
1位 MAX SPEEDさん    44LAP
2位 柏会さん         44LAP
3位 堺市立さん       44LAP
4位 バカボンズ       43LAP
5位 紀北さん         43LAP
6位 SUN LAKEさん     42LAP
7位 宮崎工業高校さん   41LAP
8位 金沢工大 夢工房さん 41LAP

6位までは熾烈ですねー。
1位 MAX SPEEDさん。
    相変わらず行きますねー。このチームは全く読めません。ほっときましょう。
2位 柏会さん。
    MAX SPEEDに引っ張られた感じでしょうか?
    エース級のドライバー不在が、大きな不安要素です。
    勝手な推測ですが、電気を使い過ぎているのでは、ないでしょうか?
3位 堺市立さん。
    良い位置につけますねー。さすがです。チェッカーギリギリで帰ってきて、LAPを上手い具合に稼ぎました。
    ピットの作戦と、ドライバーの技量が、すごいですねえ。
    絶対に作戦を外さない磐石の安心感です。バカボンズは、ここをターゲットに走っています。他力本願です。
4位 バカボンズ。
    最終LAPで、紀北さんを抜いてしまいました。バカボンズと6秒差。これを抜く意味は無かっただろう・・・・・
    本当に、最後まで、電力計を見ていません。近藤監督の意気込みを感じます。
    最後に電圧を確認しましたが、ちょっと使い過ぎですね。
5位 紀北さん。
    読めないポジショニングです。
    天気が思ったより晴れず、明日も読めないので、バッテリーを多めに残す作戦と思われます。
    でなければ、車に不調を抱えているのか?
6位 SUN LAKEさん。
    バーストの影響が痛いですね。1LAP分が、一気に厳しくなりました。
    電力的には、かなり残していると思われます。
7位 宮崎工業高校さん。
    山本先生のチームですね。
    学生ドライバーとのことですが、いいところにつけていますね。
    金沢工大 夢工房より上位ですし。頑張れ!!!


 

2010/7/31 ENJOY2クラス パンダサン優勝 

8時間耐久のヒート1と同時に、ENJOY2クラス(4時間耐久)の、レースも行われました。

ENJOY2クラスも、熾烈でしたが、
パンダサンが、念願のクラス優勝です。

おめでとうございます。
だいぶ、タナボタ感もありますが、コケないもの実力です。

実力的には、ORSさんが優勝最有力候補でしたが、先のように、事故にあってしまい、脱落。
次の有力候補の、神奈川工科大学さんも、レース終盤に、メインストレートでバーストしてしまい脱落。

このため、パンダサンが優勝となった運び。
ただ、パンダサンも、楽勝だった訳ではなかったようです。

当初、冨高さんが、3時間程度走る予定だったそうですが、
積算計の読み間違いで、バッテリーを過剰使用していることが、途中で判明。

このため、細川さんが早めに、1時間程度で交代。
『冨ちゃんは、20kgぐらいオーバーしているからさー。
 電気無いなら、少しでも軽いほうが良いだろうからさぁ・・・』

レース終盤、バッテリー電圧の落ちが激しく、完走も危ぶまれたのですが、
周囲の脱落もあり、気が付いたら優勝でした。

 


それにしても、このチーム。
冨高さんも、細川さんも、3時間乗れるのが、前提なんですね。
バケモノ級の、体力と精神力です。

パンダサンのピットは、無人スタイルですし。
ドライバーは、コクピットの酷暑の中、計算しながら、運転します。しかも3時間!!!
普通の人は、真似が出来ない芸当です。
ベテランドライバーでも、3時間運転するだけで、精一杯です。というか、体力の限界を超えています。
計算するなんて、とても余裕がありません。意識朦朧です。

しかも、二人とも、車を降りた後、普通です。疲労が見られません。尋常ではありません。


(ENOY2クラスの結果)
1位 パンダサン                 39LAP
2位 若葉会ソーラーカープロジェクトさん  38LAP
3位 神奈川工科大さん             36LAP
4位 OLYMPUS RSさん             32LAP
8位 TEAM THOUSANDさん          30LAP


 

2010/7/31 ヒート1終了後 

オフィシャルさんの対応に、みんなカンカンに怒っています。

(指摘事項1)
車両保管の位置が不適切
これまで、行われていなかった、ヒート1後の再車検をやっています。

上位3位の車両保管は、ピット裏の日の当たるところです。太陽光で充電できています。
他のチームは、ピット前の日陰です。まったく充電できません。

18:15ごろまで、車両保管でした。約1時間以上。
18:30にバッテリー保管開始です。
これでは、上位3チーム以外、太陽光で充電が全く出来ません。
日の当たるチームは、半周分弱ぐらいは充電できた可能性があります。
ソーラーカーレースの進行として、不平等です。非常にマズイです。

貴なるものはより富を蓄え、卑なるものはより貧しく・・・・社会の縮図のようです。

←日の当たる人たち  ←日の当たらない人たち


途中から、ブレーカー(キルスイッチ)をOFFにするように、指示があったようです。
しかし、キルスイッチと、ソーラーパネルのブレーカーは、別系統の可能性が高いです。
事実、取材の人が、パネルに影を落としたら、注意しているチームもありました。

また、キルスイッチのワイヤーが、プラプラして空力が悪くならないように、
ガムテープで、車体下部に、ピッタリ貼り付けているチームが、オフィシャルに指摘されていました。
安全装備だから、こういった処置はマズイのではないでしょうか???

実施に使用する場合に、キルスイッチがわからず、オフィシャルによる、安全処置が取れないです。
ペナルティーの対象にすることも、視野に入れるべきでしょう。



(指摘事項2)
告知タイミングが悪い。
バッテリー保管の開始が、18:30のため、
バカボンズは、18:30前に、バッテリーを預けました。
しかし、18:30でも、バッテリーを預けていないチームが多数あります。

その後、18:30に、保管開始を19:00まで延長すると発表。
僕らは、すでに預けてしまったので、返却の手間を考えると、返してもらっても無意味です。
結局、丸損です。
18:30までに、バッテリー保管をしなかったチームは、時間変更を知っていたのでしょうか???

まぁ、当初から19:00だったとしても、
バカボンズは、充電せずに、バッテリーを預けちゃったと思いますが・・・・


また、ヒート2前のバッテリー保管解除の時間は、日曜日の10:00解除予定でした。

しかし、土曜日の19:00過ぎ。たぶん19:30ごろ???
『保管解除の時間を、日曜の9:00に変更する(1時間早くする)』と発表。

すでに帰宅しているチームもあります。知らないで、10:00直前に来たら丸損です。
朝の1時間は、非常に大きいです。


また、明日の作戦に影響します。
バッテリーを多く残しているチームが、一気に不利になります。
 SUN LAKEさんは、カンカンに怒っています。
 紀北さんも、不利になったでしょう。

一気に有利になると思われるのは、
 チャレンジ上位の3チーム、バッテリー残量も少なめだろうし、
 車両保管中の充電もできています。

ちなみに、僕らは有利に働くほうです・・・・・
バッテリー使い過ぎだから・・・・・


 

●2010/8/1 甲羅干し(充電) 

昨日のアナウンスどうり、9:00から甲羅干し(太陽光充電)です。
ラッキーです。

昨年、カウルを作り直してから、初めての甲羅干しです。
どれだけ出力アップしているか、お楽しみです。

 

2008年までは、前方投影面積を優先して、細長で、かつ
左右方向に、傾斜を持ったカウル形状でした。
しかし、そのためか、発電量が少なく悩みのタネでした。
浪越製PVコレクタを使用していましたが、これは、傾いているソーラーパネルの出力が、改善されるわけではありません。

このため、2009年に、左右にフラットになるように、カウルを作り直しました。
ただ、2009年の大会は、大雨のため、効果が全く得られませんでした。
今年は、このカウルの効果の確認です。

天気はそれほど良くないにも関わらず、過去最高の発電量です。
やはり、傾き改善の効果は大きいです。
で、宮崎工業高校の山本先生に、発電量を教えてもらいます。
10Wちょっと、バカボンズが少ないぐらいです。
これならOKでしょう。やっと人並みです。

あとの出力が足りない分は、配線抵抗でしょう。
バカボンズは、作業性を優先して、ソーラーパネルは、すべてコネクタ接続です。
パネルの張替え、張りなおし、カウルを作り替えることが前提です。
パネルの直列分だけ、配線抵抗も増えてしまいます。

また、充電ケーブル(通称:アンブリカルケーブル)も、それほど太くありません。(1.25sq×2ブロックです。)
コネクタも普通のモノです。
こんなもんかな???


気が付けば、柏会の福北さんも一緒に、バカボンズの発電量をチェックしています。
(バッテリー残量(電圧)だけ内緒にしておけば、あとは見られても構いません。)
柏会さんも、同じぐらいの発電量だと言っていました。
サンパワー(公称出力に対し、アクティブエリアが大きそう)なので、
もう少し多く発電していると思うので、真偽のほどは、わかりませんが・・・


なんだかんだで、ゴイゴイ充電します。
太陽パワーすごいです。
9:00からの充電で、助かりました。
これで、ヒート2も戦えます。


2010/8/1 甲羅干し(水撒きグランプリ) 

昨日のこと。
近藤監督が、水道まわりを気にしています。

近藤監督『この流しでは、水が汲みにくいですね。
       貯水槽まで届く長さのホースを買いましょう。』
とのこと。さすが、
作業を事前に考え、その環境から整備しようという、すばらしいスタンス。

で、ボスが買ってきたホースは・・・・・
こんな、園芸用の散水ホース(シャワーヘッド付き、リール巻取り式のやつ)


伊澤『えっ???これって・・・・・まさか・・・・・禁断の技っすか???
    蛇口を占有して、水道から直接、ソーラーパネルに散水する気ですか?????
    人として、まずくないですか???』

ボス『そんなわけないだろう。よく見ろ。
    ご自由にお使いください。って書いてあるだろう。
    俺らだけ良くするのではなく、みんなが使い易いようにするんだよ』とのことでした。
おー、さすがです。オトナです。



甲羅干し中の、各チームの冷却方法を見てみましょう。
ZDPによる、ひえひえグランプリの、順位とパネル温度測定データ(放射温度計)も、勝手に転記します。
http://www.zdp.co.jp/2010/2010suzuka12.html

チャレンジクラスは、電力が厳しいですからね。
各チーム、いろいろな技で、工夫しています。
その中でも、ギリギリセーフなのか、ギリギリアウトアウトなのか、グレーゾーンの手法もあります。
個人的には、乾電池や、氷など、自腹費用が発生する技なら、ギリギリOKのような気がしています。

関西方面のチームでは、『NGと言われなければ、OK』という、関西スタンスです。
侍魂の柏会さんでは、絶対にしない手法でも、躊躇せず実施します。
 ・ピットのコンセントを延長して、扇風機でパネルなどを冷却。
 ・ピットの水道から車体そばまで、直接ホースを引き回し。(水道の占有)


・MAX SPEEDさん(15.7℃ 1位)
 ダントツの、ソーラーパネルの温度です。
 貯水槽に大型氷の投入されています。これの効果が大きそう。財力勝負です。
 扇風機使用。水道占有。
   


・堺市立さん。(24.5℃ 2位)
 他チームと同等の装備ですが、ソーラーパネルの温度が低め。
 原因がよくわかりませんが、氷や水の、『使用量』で勝負???
 比較的、路面の水跡の面積が大きめです。
  


・バカボンズ(26.8℃ 3位)
 水の運搬には、貯水槽方式を採用しています。
 この貯水槽。甲羅干し終了後には、柏会さんにて、お子様用プールとして、大活躍です。
 水の散布には、ペットボトルによる直接散布。
 電動(乾電池式)散布器を使用しています。
 トラッカーの冷却には、団扇です。
 氷買ってくるの忘れたー。
 バカボンズも関西チームです。

 路面の水跡は、それほど大きな面積ではありません。もっと水を使えば良かったのか???
    


・SUN LAKEさん(28.0℃ 4位)
 水の運搬には、大型バケツを採用しています。
 水の散布には、手動圧縮式の、散布器を使用しています。
 トラッカーの冷却には、団扇です。
 電気など、人間パワー以外は使用していません。
 関西チームなのに、漢気仕様です。

 路面の水跡は、比較的大きいです。
 かなり大量に水を使っているようです。
  


・紀北さん(29.9℃ 9位)
 水の使用量が控えめですね。
 扇風機使用。
  


・柏会さん(31.2℃ 10位)
 水の運搬には、貯水槽方式(パーツ運搬用のコンテナ?)を採用しています。
 水の散布には、手動圧縮式の、散布器を使用しています。
 電気など、人間パワー以外は使用していません。
 侍魂の、漢気仕様です。

 特徴としては、周囲のアスファルトに大量に打ち水をしています。
 アスファルトの温度を下げる狙いのようです。
 家族のためでしょうか。
  


・オーロラチーム(32.0℃ 11位)
 ハンドスプレーボトルです。握力は大丈夫なんでしょうか???
 路面もまったく、濡れていません。

 WSCとかでは、水を使用した冷却は、NGだと思いますが、鈴鹿ではOKです。
 鈴鹿7回目だったら、もう少し要領を覚えても良いじゃないでしょうか?

 けど、この写真の冷却状態だと、32.0℃ってことは、ありえませんね。
 僕が写真を撮ったあとに、誰かが冷却方法を教えてあげたのかな???

  


2010/8/1 ヒート2(その1) 

ヒート2のスタートドライバーも、いつもどうりに、ワタクシ鈍亀ドライバーがやります。

グリッドNo8からスタートです。今度はイン側です。
目の前は、堺市立さん。
後ろが、芦屋Bチームさん(オリンピアクラス)
左前は、柏会さん。
左後は、紀北さん
その後ろが、SUN LAKEさん
の並び順です。

順当な並びなので、普通にスタートすれば、なんの問題も無いでしょう。
スタートシグナルグリーンです。

例によって、出遅れました。
紀北さん、SUN LAKEさんが、私の前に出ます。(私が遅れてるんです)
後ろからも、ワラワラやってきます。これに巻き込まれると厄介です。
ちょっと頑張って、紀北さんの後ろにつけ、1コーナーにアウト側から飛び込みます。

目の前で、紀北さんがインで、SUN LAKEさんがアウトで、サイドバイサイドです。
しかし、SUN LAKEさんの挙動が怪しいです。フラフラしています。
紀北さんと、コースサイドまでの、狭い間での細かいハンドル操作が、難しいのでしょうか?

2コーナーの脱出速度をいかし、S字で紀北さんを抜いてしまいます。
その周回で、SUN LAKEさんも、抜きます。
飛ばしすぎ???

次の周、メインストレートでSUN LAKEさんが、バカボンズの後ろにつけました。
2コーナーで、接近してきます。
と、その途端。SUN LAKEさんが、スピン。
視界から消えます。
なにが有ったんでしょう?
僕が後ろを引っ掛けちゃったのかしら???そんな距離でも無かったし、たぶん違うだろう。
2コーナーでのスピンです。
スピンアウトしていたらダメージもあるだろう。戦線復帰は難しいかも知れない。


しかも、紀北さんも2周めぐらいで、ピットイン。
足回りのトラブルを感じ、車を戻したピットに戻したらしい。
カーボンの積層部と、Aアーム周りの接合箇所が、剥がれて来たらしい。
そのまま、リタイアしたとのこと。
よく、その具合を察知できるなぁ。さすがだ。

SUN LAKEさんも、積層部分での剥離に悩んでいるそうですし、
積層パネルで、フレームを形成しているチームは、車両劣化が避けられないのでしょうか?
パンダサン系列は、アルミフレームなので問題なしです。
というか、そんな長い間、同じ車体を使ったことが無い!!!!


2010/8/1 ヒート2(その2) 

ライバルチームが脱落したとなると、目指すは3位のみ。
自分たちが、取りこぼしの無いように走って、上が落ちてくるのを目指そう。(なんて消極的な作戦だ)

そんなタイミングで、柏会さんが、2周目に緊急ピットインしています。
リアホイールの緩みにドライバーが気が付き、緊急ピットインして、増し締めして直ぐに出ます。
惜しいなー、ホイール外れちゃったら良かったのにーーーー(なんて酷いことを考える私たち・・・)



第2ヒートは、コンピューター指示どうりに走り、自分たちの最適走行をする作戦です。

が、しかし、コンピューターの指示が安定しない。
5'20を指したり、6'00を指示したりする。
安定しない天気の影響を受け、晴れた周回は早めのLAP、曇ったLAPは遅めの周回を、示すようだ。
特に、西コースと、東コースで、雲の具合が違うと、大きくずれる。

ピットに相談してみる。
『コンピューターが、5'30"を指してるよ〜』 ⇒ 『じゃぁ、5'30"で走って〜』
『コンピューターが、6'00"を指してるよ〜』 ⇒ 『じゃぁ、6'00"で走って〜』
この天気では、コンピューターも、ピットもアテに出来ないなぁ。

う〜〜ん。昔ながらに、浪越製の残量計をみて考える。
5'40"〜5'45"と、単純に、コンピューター指示の真ん中を狙います。
他のチームの車とも合わないし、他者も同じぐらいで走っているのだろうか???
あんまり残量が無いな。ギリギリ走りきれるかな?天気次第では、やばそうです。


1時間45分経過ぐらいで、
伊澤@ヘタレドライバーから、藤田@エースドライバーに交代です。
5'30"前後で安定して走っています、さすがです。

天気は安定してきたが、コンピューターの指示はいくつだろう???


 

2010/8/1 ヒート2(芦屋大 TIGAが追突!!) 

ヒート2スタートから、2時間半近く、事件が発生。
裏ストレート130R手前で、芦屋大さんのTIGAが、周回遅れの車両(SAT'Sさんでしょうか?)に追突してしまいました。

TIGAは、フルブレーキをかけたようですが、
追突された車両は、ジャックナイフ状態です。
オープンキャビン型ですから、前転してたら大惨事です。オリンピアクラスだから大丈夫???

実は、この集団の中にバカボンズがいました。
藤田@エースドライバーは、この事故を、しっかり見ていました。

右べたを走っていた、周回遅れ車両A(追突された車両。SAT'Sさん?)、
さらにそれを、左から抜こうとしていた、周回遅れ車両B
さらに、この2台を抜こうとしてた、バカボンズ。

そこに、後ろから、TIAGAが来たのがわかり、バカボンズ(藤田ドライバー)は
車両を右に寄せ、かつ、スピードを調整し、周回遅れ車両A、Bと間に、十分な前後方向のスペースを作る。
ただし、周回遅れ車両Bには、後ろが見えていなかったのか、
TIGAが真っ直ぐに抜くラインが、空いて無いません。

仕方なく、TIGAが、バカボンズの前に斜めに入る。
そこから、TIGAは、周回遅れ車両Aと、Bを、斜めに抜くつもりだったのだろう。

しかし、車両Aと、Bの間にも、TIGAが入って抜けるスペースが、空いて無い!!!
フルブレーキするTIGA。
しかし止まれない。
追突!!!
このフルブレーキで、タイヤがバーストしてしまったようだ。

TIGAは、なんとか自走してくるも、タイヤがホイールから外れています。シケインが曲がれない。
シケインを真っ直ぐ抜けて、外側のランオフエリアに嵌る。

動けなくなったTIGAの三瀬ドライバーは、車の下に潜り込み、背中で車を押し上げています。根性です。
しかも、バーストタイヤを、ホイールからむしり取っています。素手で。ど根性です。
タイヤの無くなった、ホイールだけの状態で、ピットまで帰ってきます。
タイヤが無いため、止まれるか心配です。ピットクルーが体を張って車を止めます。

ピットでは、鬼のような気迫で、タイヤ交換をして出て行きます。
拍手喝采が沸きます。


OSUさんが同じトラブルだったら、どういう対応を取ったんだろうな?
と、考えてしまいました。



 

2010/8/1 ヒート2(その2) 

自分たちのレースに戻り、バッテリー残量を確認してみます。

今年は、携帯のTV電話を活用しています。
浪越製の残量計が映る位置に、携帯電話を設置しています。
ピットから、TV電話をかければ、自動着信で、残量と電圧が映るというわけ。
WEMなどでは定番の方法らしいです。




早速やってみる。
ばっちり映ります。
残念な状態です。使い過ぎです。
ギリギリ、1〜2周持たないと思われます。

ピットからドライバーに、指示を出します。『ペース落として〜』。キッチリ10秒ペースを落とします。
ピットから、『もっとペース落として〜』。キッチリ10秒ペースを落とします。
ピットから、『もっとペース落として〜』。キッチリ10秒ペースを落とし、6'00"で帰ってきます。
本当にやります藤田ドライバー。

しかし、ギリギリです。というか1周分足りません。
あとは、ドライバー任せですが、電力はどうしようもない。


あと20分。
普通なら4周は回りたいところだが、その電力は無い。
チェッカー前に、バッテリー切れで、止まる可能性が高い。というか確実です。
TV電話で、電圧計をチェックしながら走ります。

S字上り、90V以下まで下がります。上りきれます。
6'40"台で帰ってきました。
ここまでは想定内です。

次の周。この周で止まるかも知れないギリギリの線だ・・・・
S字上り。電圧が見る見る下がる。90・・・80・・・70・・・
60Vを切る。
もうだめか?
しかし、何とか上りきった。やった。
7'50"台で帰ってきました。

ラストの周。確実に止まります。
しかし、チェッカーまで5分以上あります。
走りきれればラッキーですが、まず無理です。
S字上り。電圧が見る見る下がる。80・・・70・・・60・・・50・・・
40Vも切った!!!
20V台の表示と、表示OFFが、交互に映ります。
モーターコントロールが出来なくなっています。

上りきる5m手前、動けなっていしました。
チェッカー前に、バッテリー切れになってしまいました。
オフィシャルにより、待機エリアに移動されます。
このまま、チェッカーまで充電です。

チェッカーが振られました。
10分以内に帰ってこないと、この周回が無効になります。
その場合、下位のSUNLAKEさんに食われる可能性があります。
また、充電が足りなければ、ヘアピンが上れない可能性があります。
ギリギリまで充電して、出発します。

TV電話で電圧を見ながら、帰ってくるのを待ちます。
ヘアピンで電圧が落ちます。ハラハラドキドキです。
電圧が上がった!!!
なんとか上りきったようだ。これで帰ってこれます!!!

コントロールラインで、車を待ちます。帰ってきました。やったー!!!

 


(チャレンジクラス結果)
1位 MAX SPEEDさん    89LAP
2位 堺市立さん        89LAP
3位 柏会さん         86LAP
4位 バカボンズ        84LAP
5位 SUN LAKEさん     83LAP
6位 宮崎工業高校さん   81LAP

MAX SPEEDさん、やりますねー。
堺市立さんを抑えました。堺市立さんは雪辱でしょう。
柏会さんは、ドライバーの不在と、ホイールの緩みが痛手のようです。
SUN LAKEさんは、スピンして、バーストして、バカボンズの1LAPですか?やりますねー。