2011年 鈴鹿 DreamCup
 

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パンダサンチーム 3クラス制覇ならず。

アステカさん 無念のクラッシュで、総合3位を逃す。

                 

 
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★製作日記★
 

●2010衝撃映像

バカボンズ車両の高速域の伸び悩み原因について、
パンダサンの冨高さんより、衝撃映像を頂いてしまいました。
バカボンズが、メインストレートを走っている写真です。70〜80km/hぐらいでしょうか。

よく見ると・・・・
カウルの上面が、ベコベコに凹んでいます。
風圧に負けて変形しています。
完全に強度不足です。
これではとても空力性能が得られません。

原因は、天面にはゼットロンを使用しましたが、片側(外側)だけに、ガラスクロス+ポリ樹脂を使用したこと。

カウル天面など、平板で大きいパーツでは、強度が足りていませんでした。
スパッツなど、小さく、曲率があるパーツなら、片面ゼットロンで大丈夫だと思うのですが、

アステカさんは、こんなことは無く、抜群の強度を有しています。
総ゼットロン造りですが、すべて両面にガラスクロス+樹脂をかけています。
ちゃんとすれば、十分使えるんですね・・・・

『強度』も性能の一つですね。





実は、ストレートでの速度の伸び悩みの原因に、もう一つ思い当るフシがあります。

カウルの前方の固定が、ネジ固定ではなく、差込み固定になっていました。
これの遊び(ガタ)が大きく、速度が上がった時に、風のあたり具合によっては、
カウル先端が持ち上がり、車内に風が入っていたのではないか、思われます。

実は、足元が涼しいときがあったんです。
『気持ちイイ』から黙っていたんですが・・・・・

今だから言える告白です。
近藤監督、すいません・・・・・


 

●2010/10/30 お引越し

バカボンズ車両を、アステカさんの本拠地である、第三モータースに持ち込みました。
バラバラに解体します。




 

2010/12/11 忘年会 in 第三モータース

アステカさん(タブラジさん)さんの小沢さんところで忘年会しました。
パーツ仮置きや、溶接加工など、大変お世話になっております。
大変ご馳走になりました。




また、面白いおもちゃを発見しました。
ソーラーバイク。
おもちゃの電動バイクに、ソーラーパネルと、車のバッテリーを、牽引する形状です。
大人と、子供が乗って動くそうです。
製作日数2日とのこと。

エコイベント会場に、ソーラーカーと一緒に持っていくと、子供達が大はしゃぎだそうです。
←エコイベント展示の風景



 

2011/1/1 ボスからのメール 


(割愛)

そ〜〜〜なの〜〜〜〜???


 

2011/5/21 お座敷ソーラーカー in 富士見ファクトリー 

噂に名高い、パンダサン、『富士見ファクトリー』に潜入です。
というか、お手伝いさせて頂きました。

噂どうり本当に、『お座敷』です。
教導場を移築したとかいう、旧家の中で作っています。
家の中で、車を作っています!!!

切る、開ける、削る、付ける。溶接以外は何でも作業します。
ただね、足の裏が、痛いんです。ドリルの切りくずや、いろんな破片で。
床に垂れた接着剤が、靴下に付くんです・・・・・

←うちのボスもお手伝い。(左下の人)


『ソーラーカーを作りたい。その環境は何とかすれば良い』という、モノの考え方に脱帽です。

『作業場所や、工具など、環境が整っているし、ソーラーカーを作ろう』という、私たち凡人とは、根底から違います。
さすが日本のソーラーカーの神様です。違います。

その点では、サウザントの清水君も、すごいと思います。
『ソーラーカーを作りたい』という情熱だけで、ビニールハウスのなかでソーラーカーを作っているそうです。

バカボンズは、会社のクラブチームですから、場所と工具があり、環境が恵まれていました。
当たり前だと思っていたものが、個人の装備では、非常に大変なんです。
今まで気が付いていませんでした。
個人チームの皆様に、本当に脱帽です。


(後日談)
サンレイクチームより、『聖地巡礼ですね』と言われました。(サティアンとか言ってそう)
是非、サンレイクさんも聖地巡礼して下さい。開眼できます。


 

2011/6/13 試走会(その1:お手伝い)

試走会に来ました。
見物に!!!

アステカレーシングさん(タブラジさん)のお手伝いです。
小沢さんと、横山さんのお二人で大変とのことで、微力ながらお手伝いさせていただきました。

本日は、『アトラクション』とか、『おたのしみ会』とのことで、
データ取りが目的ではなく、新型ハブのテストを兼ねて、『楽しく乗っちゃおう!』って事らしいです。


で、楽しく乗っていたらしいのですが、横山さんが、帰って来ません。
待つこと、10数分、やっと帰ってきました。
やっぱり、コースアウトしていたとのこと。

今年は、OSUさんの後ろに着いて走っていたら、ヘアピンで、540°ターン(1回転半)したそうです。
7.5kWのユニークモーターですから、いくらでもパワーはあります。
いつでも、どこでも、何回転でも、パワードリフト、スピンターンし放題です。

前回は、芦屋大学さんに着いていって、デグナーでスピン、でしたから、一つコーナーが進みました。
今度は、誰と、何処で回るんでしょうか???

それにしても、スパッツから、葉っぱと、土が出てくるわ、出てくるわ。
いや〜〜、楽しそう。


車を降りて、自力で芝生から車を押出し、乗り込んで帰ってきたそうです。
『お股が・・・・、足がつっちゃって・・・・・、今日はもう乗れない・・・・』とのコメント。

踏み台が無い状態で、よく乗れたましたねぇ。

 ←車から葉っぱがいっぱい出てきた。


山本先生率いる、宮崎高校の車がメインストレートで止まっています。
山本先生が、アタフタしています

『ミツバモーターのコントローラーが壊れちゃって・・・
 昨日、雨に濡れたせいか、走っている途中で、パンッって音がしたらしいんです。
 コントローラーの予備ありませんか???』

う〜〜〜ん、残念ながら、私たちにも、お貸しできるコントローラーが無いんです。
なんせ去年、2回、私たちも同じ音を、聞いてますから、『パン、パン、パン』って、
コントローラー2コ壊しちゃって、それが発端で、ほら、この今の状態ですから・・・・

『去年、私たちは、ミツバさんに、すばらしい対処をしていただきました。
 ミツバさんは、いい会社だから、きっと良い解決策を提案してもらえますよ』
と、返事するしかありませんでした。

だれか、余っていたら、貸してあげてください。

今年は学生さん3人が、ドライバーだそうで、
表彰台はキビシイと思いますが、上位に食い込めるように、頑張ってください。
車自体は、サンレイクさん、バカボンズ並だと思うんです。


 

 

2011/6/13 試走会(その2:データロガー)

折角の試走会なので、アステカさんのデータを取得させていただきました。

T&Dの電圧データロガーVR-71を接続しました。が、データが拾えません。
っていうか、並列に接続している、浪越製の積算電流計も表示されていません。
←これを繋いだら  ←浪越積算計が映らない・・・
やばい・・・・
『また』、やっちゃったか???
人の車を壊しちゃったか???

冷や汗を流しながら、原因を探します。
なんとか、断線している箇所を発見。
とりあえず、暫定配線で対処して、コース復帰。

が、途中ピットインして積算電流計を確認すると、値が変です。極端に少なすぎです。
冷や汗がタラ〜〜〜リ。
やっぱ壊しちゃった???

まさか???!!!
積算電流計の設定を確認します。まったく設定がされていません。
ここ数年、アステカさんの積算電流計が正常に動作しなかったのは、これが原因っぽいですね。
電気屋さんが不在との事で、こういった点が抜けてしまうそうです。



他のチームを見てみます。
HIOKIのワイヤレス電圧データロガー(3671)を、搭載している車が何台かいます。
本戦でみんなで使用したら、チャンネルが重複したり、混線しそうです。
他のチームのデータも見れちゃうかもしれません。

パンダサンチームも使用しています。
正確にいうと、細川さんの友人が、当日データロガーを趣味で繋いでいるらしい。
←電圧ロガー3671 ←コミュニケーションベース3913




ピットからの電圧と、積算電流値を遠隔監視するだけなら、携帯電話のテレビ電話機能が、良いと思います。
イヤホンを繋げば、電話と兼用になりますし、セキュリティーもバッチリです。

自発光式の表示機との組み合わせ(浪越製積算電流計など)が良いです。液晶だと暗くて映りませんでした。

テレビ電話で、『自動着信』させるには、着信側にちょっとした制限があります。
バカボンズが使用した電話機は、ドコモのN905iμです。(最近の機種なら、たぶん何でも可能だと思います)
設定は、各種設定/テレビ電話/遠隔監視設定/監視許可番号、応答時間、設定の、3項目を設定します。
←携帯電話と浪越製積算電流計をこんな感じで。




ワイヤレスによる遠隔監視でなく、単純にデータロガーで良いなら
HIOKIの、電圧ロガーLR5041(16,800円)、通信アダプタLR5091(4200円)がオススメです。
直流電圧1ch、測定範囲±50mV、精度0.5%、記録データ数60,000、最短記録間隔1秒、重量105g
5時間レースでも、高精度に記録できます。
別売りの、通信アダプタが必要ですが、合計しても、21,000円と、かなりお安いです。
←電圧ロガーLR5041 ←コミュニケーションベースLR5091




いろんなチームが、アンテナを立てています。
ワイヤレスデータ取得(テレメトリー?)が大流行です。
ピット2階にもアンテナが立ててありました。(本戦だったら、3階に設置かな?)

紀北さんのアンテナのようです。
これなら、メインストレートから、S字ぐらいまで、コースの約1/3以上はサポート出来そうですね。

アンテナポールのそばで、携帯電話で発着信して、電波妨害してみました。
ウソです。やってません。
良い子は、イタズラしてはダメです!!
 


 

 

2011/6/13 試走会(その3:小物グッズ合戦)

芦屋大学さんや、OSUさんのピットに、面白いグッズがあります。

以前、アステカ(タブラジ)さんが、自慢していた工具にそっくりです。
 右: フロント2輪を一気に持ち上げるて、タイヤ交換する工具
 左: リアタイヤを持ち上げて、方向転換をする工具
←アステカさんの自慢の工具  ←こう使う(at 2009年)

←OSUさんの、フロント2輪(車体)を持ち上げる工具、紀北さんの藪下先生が『ガン見』してます。

←芦屋大学さんの、リア方向転換用工具 ←こう使う

みんな、今年の5時間レースは、タイヤが勝敗を決すると察していますね。
如何にタイヤ周りをスムーズに対処するかを、考えているようです。

OSUさんのグッズには、紀北さんの藪下先生が食い入るように見ていました。
きっと本戦までに、さらに改良したものを作ってくることでしょう。
堺さんも用意していそうです。

チャレンジ上位はダンロップを使用するチームが多いから、パンクがあると、レースが楽しくなります。
(というか、ダンロップを使用してないのは、バカボンズだけ???)
今年は、タイヤチョイスがレースを左右しそうですね。


アステカの小沢さんのコメント
 『みんな真似されちゃって困るな〜〜〜』と、すごく嬉しそうです。
 『OSUさんの持ち上げ工具は、人が支えていないと落ちちゃうけど、
  ウチ(アステカ)のはロック機構があって、手を離して人が居なくても、保持できるんです〜〜』と、嬉しそうです。
みなさん、是非、真似して報告してあげて下さい。喜ばれます。

『こんなのも有るんですよ。カウルの着脱を、一人で出来るんです。』と、別のグッズを出してきました。
運搬台車を、改造したものだそうです。
カウルの着脱が一人で出来るとは、凄過ぎます。




 

●2011/6/13 試走会(その4:安全チェック)

試走時間の間に、オフィシャルの人が大勢でピットを回っています。
各チームのロールバーなど、安全性を確認しています。
車検時に指摘しても、直す時間が無いので、事前に改善できるものは改善してもらうみたいです。
ナイスアイデア。

と思っていたら、アステカさんも指摘されました。
はて???、このキッチリ作られている車体に、何か問題が???

よくよく聞くと、
『太さ、肉径など強度、ロールバーの高さはOKだが、幅がもう少し欲しい。
 ヘルメット外周よりも、ロールバーが、大きいのが望ましい、
 ヘルメットよりも、狭いロールバー幅だと、頭が振られた際に、接触する可能性がある。』
って、完全に横転を前提に、話がされています。


昨年のレースは、かなりの荒れ模様でしたから、
オフィシャルさんも、安全性を、かなり気にされています。

怪我人がでれば、ソーラーカーが走れるフィールドを、自分たちで無くしてしまいます。
各人が、安全にレースをすることが重要だと思います。



 

●2011/7/16 保護具は重要

カウルの配線作業の下準備しています。
カウル中の端子台に、半田付けされている古い配線を外す作業をしている時、惨劇は起きました。

なかなか外れない半田配線に、『こんちくしょ!』って、グリグリってやっていたら、
『ピンっ』て取れたと同時に、溶けた半田が飛び散り、

『鼻の穴の中・・・・・』に、
大惨劇です。
もんどり打って、のたうち回りました。

人生初めてです。鼻の中を火傷したの。
鼻から半田を出した人を、見たのも初めてです。(自分自身ですが)

メガネとマスクなど、保護具は重要ですね。
特にカウルの中など、目線より高い位置で作業する際は、大変重要。
身をもって実感しました。


 

●2011/7/17 お引越し&壮行会? 

パンダサン車両を、アステカさん(第三モータース)にお引越しです。
車体の完成が近づいていくると、お座敷は出来ない作業が出てきまして。
というか、まだまだ完成していません。間に合うのかしら???

そんな、アステカ工房(第三モータース)に、
サウザントの清水君も、車体を持って来て作業をしています。
ここでしか出来ない作業だとか・・・・

パンダサン車両も同様の作業をしています。
細川さんは満面の笑みです。予想以上にバッチリで、もうカンペキとのこと。
アステカ号と、パンダサン号を並べて写真を撮ってみました。
秘密基地みたいで、カッコいいっです。

この日、夜遅くまで宴会が行われました。ワタクシ、途中でノックダウンです。

 ←手前(下)Newパンダさん号。奥(上)アステカ号


   

●2011/7/28 エントリーリスト

鈴鹿の大会HPにやっとエントリーリストが掲載されました。
ドリーム   9台
チャレンジ  9台
オリンピア 10台です。
オリンピアが一番台数が多くなったんですね。ある意味、すごいですね。

パンダサンが、チャレンジクラスにエントリーしています。
狙うは、チャレンジ優勝。
まだ、だれも成し得ていない、全クラス制覇(オリンピアは考えてない)だそうです。

それにしても、チャレンジクラスは混戦ですね。
立命館さん以外、8チーム、すべて強豪っぽいです。

上位6位までは、同一周回で終わりそうな勢いです。
というか、ソーラーカーで一番厳しい、激戦クラスです。

新規参入するには、厳し過ぎるというか、イヤガラセに近い状態ですね。
ですが、エンジョイクラスで良い成績を出したら、チャレンジクラスにクラスアップしてみるのもいいんじゃないかと?



  

2011/7/30 バッテリーチョイス

この間、サウザントの清水君が、第三モータースに来た際、バッテリーの確認をしていました。
サウザントは、古河の『FT-LB20L』を使用しています。
端子電圧を測定すると、3V・・・・
ご臨終です。チン!

よくよく聞くと、去年のレース後から、全く充電をしなかったそうです。
バッテリーは、レース終了後、即充電しないとダメになってしまいます。
しかも、自動車用のFT-LB20Lです。数ヶ月置きに充電しないと、自己放電で死んでしまいます。

パンダサンチーム手持ちの、FPXを提供します。


そういえば、パンダサンチームは、どのバッテリーを使うんでしょうか?
候補は2つ。
 ・パンダサンが、去年使ったFPX。
 ・バカボンズが去年使用していた、7年落ちのFPX。バカボンズ近藤監督によるスペシャルセレクション。




2011/7/31 製作最終日

レース前の最後の週ですが、まだ完成していません。

消火器が付いた。
シートベルトが付いた。
バックミラーが付いた。
ブレーキ調整が出来た。
バッテリーが組み上がった。。
太陽電池の配線がなんとか繋がった。

トラッカーの調整や、発電チェックをしたいです。しかし、外はもう暗いです。

タイヤも組めていません。
荷造りも出来ていません。

もう遅いし、帰宅しないと明日の仕事が・・・・・・






 

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★レース模様★
 

●2011/8/4 搬入 

先に書いておきます。
今年は写真が少ないです。フラフラ遊んでいる暇が無いんです。パンダサンは少人数なので。


塩尻の第3モータースで車を積み込み、鈴鹿に出発します。
鈴鹿に持ち込んでも、作業があります。
なんせまだ、完成していませんから・・・・
とりあえず、車検に通るレベルに組みあがったところで、引き上げます。

今日は、平田駅前の、『離れ家』さんです。
結構美味しいです。

 



 

●2011/8/5 車検

車検の列を見ると、お約束どおり、サンレイクさんがスパッツを並べています。
よく見ると、先客がいます。
う〜〜〜ん、若気の至りで、大人の事情が分かっていませんね。

サンレイクの前田さんに聞いていると、別に気分を害していないようです。
去年、同じピットだったそうで、『他のチームの行動を良く見て、勉強している』と、仰っておりました。

けどね、大人の世界は、『お約束』は大事なんですよ。

 サンレイクさんの前に→


車検自体は、9:00前に終了しました。
今年の車検は手際がいいですね。

 


 

●2011/8/5 車検後のまったり

が、ありません。

今年からスケジュールが変わった為です。
良いスケジュールの組み方だと思います。
無駄な手待ち時間がなく、緊張感を持って時間が進行しています。
結構、好評なようです。

15:30からフリー走行ですが、その前に、残りの作業があります。(車検での指摘事項の改善を含め)、
まだ、接着したり、削ったりしています・・・・

  


天気が悪いです。雨がジャンジャカ降っています。
雨は嫌だなあ・・・・

雨が上がりました。
やっと、太陽電池パネルの発電チェック&トラッカーの調整をすることが出来ます。

浪越製(降圧型)と、ソレクトリア(昇圧型)の組合せで使用します。
浪越製(降圧型)の、1コの動作が変です。
浪越製とソレクトリアを、同時動作させるとハンチングしてしまいます。
トラッカー入力系統を入れ替えたり、浪越製(降圧型)を予備と交換しても、あるブロックの動作がハンチングします。

時間がないので、とりあえず、このままフリー走行に臨みます。

 



 

●2011/8/5 フリー走行

お天気が心配でしたが、フリー走行時は、ドライコンディションです。
安心です。

私@電装製作者が先に乗って、電装部や計測系の動作チェックをします。
電圧計の指示値がズレいてる以外、特に大きな問題は無さそうです。
(ゼロ調するの忘れていました。あとで調整します。)
が、バカボンズ近藤監督作のコンピューター表示に慣れた、怠惰な私には、レガシーコンポーネンツでの運転はつらいです。

冨高さん@最強ドライバーに換わります。
最初の計測周回で、4'50のベストラップを出します。
新車の初ドライブで、いきなり全開です。さすがだなぁ。



 

●2011/8/6 午前中

昨日の作業の残りをします。
まだ、完成してないのです。
朝から、接着作業をしています・・・・

 


浪越製トラッカーの動作が、ハンチングしてしまう原因について、考えました。
パネル数の少ないブロックの降圧型トラッカーでは、出力電圧(バッテリー電圧)に対し、
十分な入力電圧が得られず、最適動作点が取れず、ハンチング(サーチ動作)を続けるのではないか?

ということで、太陽電池パネルの配線を組み替えます。
レースまであと4時間で、この作業をするとは思いませんでした。



もともと 、浪越製(降圧型)2コ+ソレクトリア(昇圧型)2コの組合せですが、
浪越製(降圧型)1コ+ソレクトリア(昇圧型)2コの組合せに、変更です。

やはりダメです。ハンチングします。

おそらく、バッテリーがフル充電に近い状態だと、
昇圧型トラッカーの出力により、バッテリー電圧が高くなり、
降圧型トラッカーの動作点を、超えてしまうためだと思います。
(ソレクトリアは電圧上限に制限が無いんです。昇圧型トラッカーが三木島製なら問題ないのかも?)


バカボンズの近藤監督、宮川チーフが応援に来てくれました。

そういえば、トラッカーの動作不具合に関して、昔、バカボンズでも同じ組合せを試したことがあり、
同じようにダメだったのを思い出しました。
もう、配線変更する時間が無いので、このままで・・・・・






●2011/8/6 決勝レース(その1) スタート  

私@鈍亀が先に乗ります。
最後に冨高さんが乗ったほうが、私の尻拭いができますからね。

細川監督からのオーダーは、
『スタートから、チャレンジ上位3台に付いていって離されないで』

『目視範囲外になった場合、ペースはどうしますか?乗ってると他のチームのラップがわかりませんが?』と私。
『それはドライバーが自分で考えないと。それぐらい出来ないとダメです。ペースがおかしければ電話します。』とのこと。
パンダサンは、要求がキビシーなぁ。
単なる『放置プレイ』では無かったのですのぉぉぉぉぉ。

スターティングは、12番グリッド。インコース(右)側です。
チャレンジ5位からのスタートです。
右側グリッドの私の前には、ポリテクSPDさん、呉さん、大森学園さんがいます。
左側グリッドは、芦屋(B)さん、SUNLAKEさん、アステカさんがいます。
右側から、前3台を突破するつもりです。

スタートです。
ダッシュしました。
ハズなのですが、前を抜けません。前はドリームクラスだし当たり前か。
ストレートで抜けきれなかったので、1コーナー、2コーナーで、インから何台か抜きます。

が、ファーストLAP後から、MAXさん、堺さんは、紀北さん、柏会さんが、視界にも入っていません。
SUNALKEさんは、すぐ近くにいます。

やっちゃっいました。
いきなりオーダー守れませんでした。
仕方ないので、次の仕事は、ペースを考えて走るのみ。
う〜ん、どうしよう。とりあえず、5'30弱で行っとくか。


このペースで走っていると、サンレイクさん、芦屋(B)さんが近くにいるため、走りにくいです。
絡むと無駄に電気が食ってしまいます。
ですが、オリンピアクラス相手に、引く訳には行きません。
チャレンジ上位に離されており、ここから更に、サンレイクさんの後手に回る訳には行きません。

そんなことをしたら、細川さんに
『ダメだよ〜〜〜。それじゃ優勝できないよ〜〜〜』と、言われるのが目に浮かびます。

なので、サンレイクさんに仕掛けます。インから前に出ます。
すると、すかさず、サンレイクさんに抜き返されます。
後ろに付いたままだと、走りにくいので、再度前に出ます。

これを何度も繰り返します。
無益なバトルだと思いますが、引く訳には行きません。

電気がぁぁぁ、タイヤがぁぁぁ、減っていく・・・・
サンレイクさん、早く引いてください。本当にお願いしますm(_ _)m





●2011/8/6 決勝レース(その2) バトル 

サンレイクさんが、大人の対応で引いてくれました。
やった。(^o^)v


そうこうしていたら、S字の8%勾配で、柏会さんに抜かれてしまいました。
あれ????もうLAPされちゃったの?
と思いましたが、柏会さんは、後ろからスタートでしたね。
じゃあいいや。

いやいや、ダメだ、抜き返さねば。
と思うのですが、ペースを上げると、柏会さんもペースを上げているようです。
う〜〜ぬ、やるのぉ。
ペースを上げるのは損なので、ここは我慢します。



と思っていたら、また、S字の8%勾配で、紀北さんに抜かれてしまいました。
あれ????もうLAPされちゃったの?
紀北さんのスタートは前だったハズです。抜いた記憶をありません。
今度は理由がわかりません。

な〜〜〜ぜ〜〜〜???

紀北さんに付いて行こうと思ったのですが、爆走していきます。
こりゃ無理だ。やめとこう。

あとで知ったのですが、
紀北さんはスタート時に、モーターコントローラーのトラブルで、ピットスタートだったそうです。
このため、爆走してポジションの回復を図っていたみたいです。



またまたS字の8%勾配で他社に絡んでしまいました。宮崎工業高校さんを抜こうとした時のこと。
オフィシャルさんが、イエローフラッグを振っています。
次のポストのグリーンフラッグまでに、宮崎工業高校さんに、追い付いてしまいます。

以前、イエローフラッグで厳重注意を受けた経験のある私は、仕方なしにブレーキを踏みます。

バッテリー上がりでコース脇をノロノロ登っている車両がいるので、
イエローフラッグを振っていたようです。
う〜〜〜〜ん。これでイエローフラグを振られると、ソーラーカーレースでは非常に厳しい。
レース後半では、どこもかしこも、追い越し禁止になってしまいます。
ちょっと考えモノ。

芦屋(A)さんが、ピットストップペナルティーを受けたのも、これかしら???




●2011/8/6 決勝レース(その3) 交代

走りながら、太陽電池の発電量をチェックします。
やはり、出力がハンチングしています。絶対量も少ない気がします。天気の割りには。
少し走ってバッテリーを使えば大丈夫かな?と思っていたのですが、
まだ正常に太陽電池から電気をもらえません。
だいぶロスしているなあ・・・・
むむむむ。

ペース下げようかしら?とも思うのですが、いかんせん、他車の動向がわかりません。
メインストレート通過時に、ポストを確認するのですが、よくわかりません。

チャレンジクラスは、上位6台が同一周回で、同じペースで走っているような感じです。
誰とも会いません。
ヒマだなぁ。

それにしても、今年の車両は思いのほか暑くありません。
やはり、天井から直射日光が当たらないと、頭と顔が楽ですね。
なんとか、2時間30分我慢できました。


ピットに電話します。
『2時間30分が経過したし、そろそろドライバー交代しませんかぁ?』
『じゃぁ、交代しましょう。』

発電が思うように入らなかったので、
後半にバトルするには、ちょっと少ないか、ギリギリかも知れないけど、
電圧も、バッテリー残量も、まあまあの具合で、冨高さん@最強ドライバーにバトンタッチです。





●2011/8/6 決勝レース(その4) パンク祭り

4時間過ぎ、
チャレンジ上位チームのパンクを期待して、ワクワクしていたころ。

アステカさんのリアがパンク。2コーナー付近でパンクとのこと。
このまま、東ショートカットで帰ってくるそうです。
ちょっともったいない気がしますが、バッテリーは十分あるし、総合3位狙いには問題なしです。

いい絵が取れると思い、アステカさんのピットで、カメラで待ち構えていたら、
パンダサン号が、ピット前を通過していきます。
あれっ???ウチ???

パンクしている!!!
ソーラーカーより早く走って、ピットに戻ります。

ブリジストンタイヤを過信し、根拠無くパンクはしないと、たかを括っていた私たち。
タイヤ交換を前提とした構造になっていません。そこまで製作時間に余裕が無かったんです。
タイヤ交換に手間取ります。

ジャッキを噛まして、車両を持ち上げようとしますが、ジャッキが入る高さがたりません。
あれ?なぜ?試したときはちょど良い高さだったのに???
(あとで気が付きましたが、テストした際は、バッテリー&ドライバー無し状態でした。)

稲舘さんと私で、車の下にもぐって、押し上げます。

だいぶ手間取りました。
2LAPぐらいロスした感じです。

ヘアピンで、左前がバーストしたとのこと。
タイヤの中には、スライムのミドリのデロデロの痕跡すら無く、完全に抜けています。
バーストにはスライムでも無力ですしね。

原因は、私が『タイヤを使い過ぎた』、のだと思います。
いくらブリジストンでも、『コーナーリング番長』で遊んでいたら、持ちませんね。5時間は。

 ←ミドリのデロデロの痕跡すら無い。


パンダサンがピットアウトした後すぐに、
サンレイクさんもパンクでピットに帰ってきます。ワクワク。
パンダサン、サンレイクさん共に、チャレンジ表彰台圏内から、完全に脱落です。
毎年、同じ感じでお友達です。

他のチームの走り方を比べると、
パンダサン、サンレイクさんは、コーナーリング速度が早く、上り勾配が遅いです。
チャレンジ上位4台は、コーナーリング速度を控えめで、上り勾配が早いです。
タイヤを労わった走らせ方を優先しているようです。

 

今年のポイントは、『タイヤチョイス』と思っていましたが、間違いでした。
『走らせ方』でしたね。
てっきり、他のチームは、タイヤ交換を前提だと思っていましたが、
タイヤを労わることで、タイヤ交換無し作戦でしたね。
いやはや。





●2011/8/6 決勝レース(その5) アステカさんクラッシュ

アステカさんもパンク修理をしてピットアウト。
順位は落としたが、バッテリー残量もタップリあり、タイヤも新品。
あとは、全開走行で順位を回復するのみ。
楽勝で、総合3位を取り戻せます。

と思っていた矢先のアクシデント。

客観的状況
  ・アステカさんが、1コーナーアウト側を曲がっていた。
  ・後ろから、OSUさん、芦屋(A)さんの順で、1コーナーに飛び込んで来た。
  ・OSUさんがイン側をキープ。
  ・芦屋(A)さんが、OSUさんと、アステカさんの間に、ポジショニング。
  ・横並びになった2コーナー入口付近で、アステカさんがスピンクラッシュ。なんとか横転は免れ、イン側の芝生に車を止める。

芦屋(A)さんのコメント(ZDPのホームページより)
  『うちのためにコースを譲ってスピンしてしまった、アステカさんには申し訳ないです。』

アステカさんのコメント
  『芦屋さんにインを当てられて、片輪走行になり、
   そのまま縁石に乗り上げた衝撃でアームが破損、スピンになった。』

いづれのコメントが正しいのか判りませんが、どちらも正しいのでしょう。レースですし。
それにしても、芦屋さんが絡む接触が多い気がします。
車のレースですし、レースアクシデントの範疇ではありますが。
また、抜かれるバックマーカー側にも、問題が全く無い訳ではないと思います。


(その日の残念会で)
冨高さん曰く、
  『僕なら、メインストレートで芦屋さんが見えたら、スピードを落としてでも、インベタで行きますね。
   黒いのと、赤いのは、セットで走ってくるから、スペースを空けておかないと、自分が危ないです。』
そういう見方もあるんですね。
私も、同時にコーナーに入らないように気にしていますが、並んじゃうときもあります。
アウトべまたは、インベタを取るようにしています。





●2011/8/6 決勝レース(その6) ゴール

5時間が経過して、チェッカーが振られます。
ピットに出て、冨高さんに手を振ろうと思っていたら、すでに通過しちゃっていました。
52LAPで、チェッカーです。
チェッカー提示後、最初にチェッカーをくぐったようで・・・・・




チャレンジクラスは、
 1位 MAXSPEEDさん   56LAP
 2位 柏会さん       56LAP
 3位 堺市立さん      56LAP
 4位 紀北さん       56LAP
 5位 SUNLAKEさん    53LAP
 6位 パンダサン      52LAP
 7位 宮崎工業高校さん  51LAP

MAXSPEEDさんが3連覇です。強いなあ。
上の4強は強すぎますね。
紀北さんはピットスタートですし、実質1LAP以上損してますから、この結果は凄いですね。

山本先生の宮崎工業高校さんも、大躍進です。
2クラス制覇しているパンダサンと、1LAP差ですから、かなりの実力です。
パンクもさせなかったようですし、学生ドライバーさんも、かなり頑張ったのではないでしょうか?

パンダサンは、パンクしたのと、太陽電池の発電がダメだったので、このLAPでしたが、
パンクが無いだけでも、55LAPは余裕で回れた感じです。
太陽電池の発電次第では、表彰台もいけたかも???
『たら』『れば』ですがね・・・・

んっ?ダメだった要因は、タイヤと発電?
どっちも私が原因じゃん・・・・・





●2011/8/14 レギュレーションに思うこと(その1)

なんで、ドライバー体重が、70→75kgに変更になったのですかね
何一つ良い点が無いと思います。

外国勢に対する配慮かと思いますが、招待される外国チームは、5kgぐらいどうってことないチームばかりだと思います。
また、5kgぐらい車両重量が重くなっても、レーススピードは下がりません。
慣性重量が増える分、危険性は増えます。

固定バラストのため、ドライバーの体重差が大きかったり、小柄ドライバー、女性ドライバーを用いるチームに
圧倒的に不利です。
OSUさんとか、パンダサンとか。


パンダサンチームのドライバーを、私が努めたのも、このレギュレーションによるものです。
細川さんと冨高さんの体重差を考慮すると、25kgぐらいバラストを積むことになります。
固定バラストですから、冨高さんが乗った際は、約100kgのドライバーになってしまいます。

これでは、公平性も無いでしょう。
また、25kgのバラストですから、バラスト自体も、重量物で危険です。
固定箇所にも強度が必要です。無駄に車両重量を増やしてしまいます。
固定が弱ければ、バラストが外れ、ドライバーに直撃します。


というわけで、冨高@最強ドライバーに体重が近い、私が乗ったと言う訳。
バラストが、少なくて済むから。





●2011/8/14 レギュレーションに思うこと(その2)

バッテリーの種類に関して。
チャレンジクラスも、鉛だけでなくニッケル水素も、使用可能になりませんかね?

最近、鉛バッテリーも価格が上昇しており、ニッケル水素と値段が変わりません。

安全性も、リチウムと違い、ニッケル水素なら問題ないでしょう。
取り扱いも楽ですし。

一番のポイントは、重量です。
鉛バッテリーなら、箱1つが、40kgです。
これだけの重量だと、腰をやってしまいます。


会社の安全衛生基準でも、荷物の重量は、25kgまでです。
40kgは、しんどすぎます。
ニッケル水素で、箱1つが、20.5kgであれば、いい感じです。

ただ、ちょっと気になるのは、どうやって廃棄するかですね。
鉛バッテリーは、販売店や、車屋さんで回収してくれます。
エネループや、エボルタなど、単3形状のニッケル水素なら、資源回収してくれそうですが、
秋月電気で販売しているような、タブ付き形状のニッケル水素でも、資源回収してくるんでしょうかね?

それさえクリアできれば、ニッケル水素が良いと思うのですが。